「理科が60分授業になる?」
シリーズ「新学年」第1回
「理科が60分授業になる?」
中学校では2020年度から教科書が変わります。その準備のために、新学年から段階的に新しい形式や内容が実施されます。その一つの例が、タイトルにも挙げた「理科が60分授業になる?」です。
理科の実験や観察で「50分授業以内に終わらなかった」という経験はありませんか?
それが原因で、給食の時間が短くなったり、帰りの時間が遅くなったり・・・。
新学年からは、授業時間を柔軟に「組み替え」られるようになるのです。
先ほどの60分間授業と聞いて「延長された・・・」と思うでしょう。
しかし、新学年から「どこかの授業で時間が短くされるのね!」に変わるのです。
くわしいタネ明かしは出来ませんが、新学年からは、学習や作業の内容によって、時間が組み替えられるのです。これを応用すると、どんなことが起こるのでしょうか?
例えば、国語の漢字書き取り練習、英語の単語書き取り練習、数学の計算練習。
これらは、授業時間内の「余った時間」で行われていました。
「余った時間」でやらされるとヤル気が落ちます。
「予定より時間が余ったから、今からグラウンド10周だ!」みたいなものですね。
新学年では、キチンと「練習専用の時間(10~15分間)」になるのです。
時間の追加ではなく、時間の組み替え。これは楽しみにしてください。